本日の主なニュース |
・政策株6.5兆円、すべて売却へ 不正の温床、迫られた清算 — 損保4社
・損保大手4社、役員処分132人に 保険料の事前調整問題
・あいおいニッセイ同和損保、「生成AI専用保険」を国内初提供–3月から、対象は企業
・損保ジャパン ビッグモーター問題を巡る「現場の倫理観の欠如」と「経営陣の責任」
・火災保険では、地震による火災は保証対象外! 能登地震で分かった地震保険の必要性
・鈴木金融相、大手損保4社の改善計画精査し点検 — 政策保有株解消など
・富国生命、個人年金の利回り最大1.35%に 9年ぶり上げ
<損保関連> |
■政策株6.5兆円、すべて売却へ 不正の温床、迫られた清算 — 損保4社
損害保険大手4社がすべての政策保有株式の売却に踏み切る。4社で計約6.5兆円(時価ベース、2023年3月期)に上る。企業向け保険の価格調整問題では、顧客企業との株式の持ち合いが不正の温床とされ、清算を迫られた形だ。
・時事通信
・Bloomberg
■損保大手4社、役員処分132人に 保険料の事前調整問題
損害保険大手4社は29日、企業向け保険料を事前調整していた問題で業務改善計画書を金融庁に提出した。役員報酬の減額など処分を受けた役員は4社で計132人と異例の規模になった。計画書に盛り込んだ再発防止策を着実に実行できるかが問われる。
・日本経済新聞
・NHKニュース
■あいおいニッセイ同和損保、「生成AI専用保険」を国内初提供–3月から、対象は企業
あいおいニッセイ同和損害保険は2月28日、3月から国内初となる「生成AI専用保険」の提供を開始すると発表した。近年急速に利用が拡大している生成AIの安全・安心な導入・活用の促進と、導入に際して企業が抱える不安の払拭を目指す。
・CNET Japan
■損保ジャパン ビッグモーター問題を巡る「現場の倫理観の欠如」と「経営陣の責任」
なぜ、重要顧客である「一般の契約者」を軽視してしまったのか─。中古車大手・ビッグモーターの保険金不正請求問題に関連して、会長の櫻田謙悟氏が退任するなど経営陣が退陣する事態となった。この問題の根底にあるのは「倫理観」の問題。大口取引先であろうと「悪いものは悪い」となぜ言えなかったのか。
・Yahoo!ファイナンス – Yahoo! JAPAN
■火災保険では、地震による火災は保証対象外! 能登地震で分かった地震保険の必要性
2024年1月1日に発生した能登半島地震から2カ月が経った今、被害を受けた方には地震保険金が続々支払われています。なお、今回の地震では、地震による建物の倒壊だけでなく、地震が原因となった大規模な火災も発生しています。
・ダイヤモンド不動産研究所
<損保株価情報>(東証:2024/03/01) |
(会社名、終値、前日比、出来高)
東京海上ホールディングス 4,448 +72 6,701,000
SOMPOホールディングス 8,929 +147 1,542,900
MS&ADホールディングス 7,507 +97 5,390,400
日経平均株価 39,910.82 +744.63
<金融庁・協会関連> |
■鈴木金融相、大手損保4社の改善計画精査し点検 — 政策保有株解消など
鈴木俊一金融相は1日の閣議後会見で、法人向け共同保険料の事前調整問題を受け、大手損害保険4社が前日提出した業務改善計画について、政策保有株式の売却を含め適正な競争環境の整備に向けた施策などが盛り込まれたと指摘。
・Bloomberg.co.jp
■金融庁・協会ホームページより
●金融庁
(03/01) 「工賃単価に関する調査結果」の公表
●損害保険料率算出機構
(02/29) 損害保険料率算出機構統計集(2022年度)の「自動車保険統計」を掲載しました
<生保関連> |
■富国生命、個人年金の利回り最大1.35%に 9年ぶり上げ
富国生命保険は4月から、個人年金保険の契約者に約束する利回り(予定利率)を引き上げる。市中金利が上昇していることを踏まえ、現行の0.65%から最大1.35%に改める。利率の引き上げは15年4月以来9年ぶり。
・日本経済新聞
<セキュリティ関連> |
<システム・IT・マネジメント・その他> |
【発行者】やなはる
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