本日の主なニュース |
・損害保険4社、不承不承の「政策保有株ゼロ」 改革期待で株価は急騰
・損保、シェア偏重でなれ合い ティッシュ配り断れば罰
・〈損保 ひずむ経営〉信頼回復の条件(上) 不正の一線、見失った4社 保険料の事前調整
・Teams会議を生成AIで要約 あいおいニッセイがツール作成
・日本損害保険協会「保険契約引受にかかる独占禁止法上の留意点」の新設等について
・住友生命が内勤職を5%賃上げ、約1万人対象 — 若手社員は10%アップ
・第一生命HDがベネワン買収、生保事業が厳しくなる中での一手
・生命保険の利率上げに壁、金利上昇でも動かぬ基準「0.25%」
・なぜ保険会社のDXは難しいのか? 住友生命CDOが示す「4つの視点」
<損保関連> |
■損害保険4社、不承不承の「政策保有株ゼロ」 改革期待で株価は急騰
2月9日夕方、金融庁が業務改善命令を通じて政策保有株の削減加速を要求していることが報道で伝わると、週明け13日、損保各社の株価は一気に上昇した。東京海上ホールディングスの株価は9日終値の3853円から、わずか1営業日で1割以上も上昇。
・日本経済新聞
■損保、シェア偏重でなれ合い ティッシュ配り断れば罰
損害保険会社の成長を支えてきた代理店モデルが揺らいでいる。ビッグモーター問題や企業向け保険の保険料の事前調整の問題で浮かび上がったのは、代理店と損保がもたれ合い、顧客の利益を軽視する構図だ。なれ合いを脱却し、保険の中身で優劣を競う健全な競争を取り戻す必要がある。
・日本経済新聞
・東洋経済オンライン
■〈損保 ひずむ経営〉信頼回復の条件(上) 不正の一線、見失った4社 保険料の事前調整
企業向けの保険料を事前調整していた問題で、東京海上日動火災保険など大手4社が2月29日に金融庁へ業務改善計画書を提出した。自動車保険金の水増し請求を繰り返していたビッグモーターとの取引と共通するのが、不都合な情報がトップや経営陣まで伝わらず、事態が悪化する構図だ。
・日本経済新聞
■Teams会議を生成AIで要約 あいおいニッセイがツール作成
あいおいニッセイ同和損害保険は2024年1月、生成AI(人工知能)を活用した文章要約ツールの試験運用を始めた。Teams会議の議事録をプロンプト入力なしで作成する。同社は2023年7月に、米OpenAI(オープンAI)が提供するGPT-3.5、およびGPT-4をベースにしたチャットツールを全社展開した。
・日経クロステック(xTECH)
■損保各社ホームページより
●東京海上ホールディングス
(03/06) 東京海上日動の2024年2月営業速報を掲載いたしました。
●SOMPOホールディングス
(03/06) 2024年2月営業成績速報を掲載しました。
●損保ジャパン
(03/07) 損保ジャパンがnewmo と業務提携~ライドシェア向け保険商品の開発および安全促進への取組み検討を推進~
●MS&ADホールディングス
(03/06) 2024年2月月次成績速報を掲載しました
<損保株価情報>(東証:2024/03/06) |
(会社名、終値、前日比、出来高)
東京海上ホールディングス 4,511 +96 5,674,500
SOMPOホールディングス 9,270 +217 1,472,900
MS&ADホールディングス 7,842 +180 2,588,400
日経平均株価 39,598.71 -492.07
<金融庁・協会関連> |
■金融庁・協会ホームページより
●日本損害保険協会
(03/06) 「保険契約引受にかかる独占禁止法上の留意点」の新設等について
●生命保険協会
(03/05) 生命保険事業概況 ・月次統計(2023年12月)・四半期統計(2023年度第3四半期)を掲載しました
<生保関連> |
■住友生命が内勤職を5%賃上げ、約1万人対象 — 若手社員は10%アップ
住友生命保険が内勤社員約1万人を対象に2024年度に、約5%の賃上げを行うことで労働組合側と妥結したことが分かった。同幅水準の賃上げは少なくとも20年ぶりという。入社10年以内の若手層は約10%のアップとなる見込み。
・ブルームバーグ
■第一生命HDがベネワン買収、生保事業が厳しくなる中での一手
第一生命ホールディングス(菊田徹也社長)が企業向け福利厚生代行サービス最大手、ベネフィット・ワン(ベネワン)の買収をようやく決めた。人口減少や少子高齢化などを背景に主力の国内保険市場が縮小する中、非保険事業を拡大する狙い。
・財界オンライン
■生命保険の利率上げに壁、金利上昇でも動かぬ基準「0.25%」
生命保険会社が保険料を分割で払う商品の予定利率(契約者に約束する利回り)を容易に上げられないでいる。日本生命保険は当面利率を据え置く方針のほか、第一生命保険は予定利率型と別の種類の商品にシフトしている。
・日本経済新聞
■なぜ保険会社のDXは難しいのか? 住友生命CDOが示す「4つの視点」
筆者は、住友生命保険のデジタル共創オフィサー(CDO)としてDXに関する取材を受ける機会が多いが、特によく聞かれるのは「なぜ保険会社のDXは難しいのか」についてである。多くの保険会社がデジタル化やDXへ取り組んでいるのに、なぜそのような印象を与えるのか。
・ビジネス+IT
<セキュリティ関連> |
<システム・IT・マネジメント・その他> |
【発行者】やなはる
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