本日の主なニュース |
・大手損保の出向者が「生保の契約者情報」も漏洩 徐々に強まる組織的な「スパイ活動」の疑い
・外貨建て保険、4年で解約6割 金融庁が乗り換え販売横行を問題視
・保険代理店、顧客重視の商品勧誘を 金融庁が指針改正
・第一生命、NISA・相続の専門職員5倍 1700人に増員 資産形成、若者ニーズ開拓
・生保、金利リスクに耐性 新規制対応 契約と運用資産の年限差が初の逆転、国債の需給に影響も
・「ひまわり生命」の出向者が競合生保の情報を漏洩 「SOMPOグループ」で際立つ出向先での不正
<損保関連> |
■大手損保の出向者が「生保の契約者情報」も漏洩 徐々に強まる組織的な「スパイ活動」の疑い
大手損害保険会社の出向者による情報漏洩問題で、生命保険会社の契約者情報も漏洩していた疑いがあることが新たにわかった。複数の関係者によると、大手損保から銀行系の保険代理店に出向している社員が、大手生保の法人契約などの情報が記載されている社内会議資料を、無断で出向元に横流ししていた。
・東洋経済オンライン
■損保各社ホームページより
●MS&ADホールディングス
(08/01) 自己株式の取得状況に関するお知らせ
●三井住友海上
(07/31) 部長職の異動について
<損保株価情報>(東証:2024/08/01) |
(会社名、終値、前日比、出来高)
東京海上ホールディングス 5,618 -404 9,198,900
SOMPOホールディングス 3,305 -162 2,933,700
MS&ADホールディングス 3,425 -157 5,832,500
日経平均株価 38,126.33 -975.49
<金融庁・協会関連> |
■外貨建て保険、4年で解約6割 金融庁が乗り換え販売横行を問題視
物価上昇や新NISA(少額投資非課税制度)の開始に伴う資産運用ブームを追い風に、個人金融資産の争奪戦が始まっている金融業界。新型コロナウイルス禍を挟んで、ある保険商品の販売が伸びていたことへの懸念が広がっている。
・日経ビジネス
■保険代理店、顧客重視の商品勧誘を 金融庁が指針改正
金融庁は保険代理店の不適切な販売慣行を見直す。2024年内にも監督指針を改正し、代理店が特定の保険商品の加入を勧める際、代理店側の都合を優先せずに顧客にとって最も利益のある商品を選ぶよう求める。
・日本経済新聞
<生保関連> |
■第一生命、NISA・相続の専門職員5倍 1700人に増員 資産形成、若者ニーズ開拓
第一生命保険は新しい少額投資非課税制度(NISA)や相続の相談に対応する専門職員を2026年度末までに1700人と5倍超に増やす。市場が成熟し若者の生保離れも懸念されるなか、対面で相談できる生保の強みを生かし、資産形成ニーズを開拓する。
・日本経済新聞
■生保、金利リスクに耐性 新規制対応 契約と運用資産の年限差が初の逆転、国債の需給に影響も
生命保険会社が財務の健全性を高める新規制への対応を進めている。保有する保険契約の期間に合わせるように超長期の国債の購入を積み増し、保険契約と運用資産のデュレーションギャップ(年限差)はマイナス方向に振れた。
・日本経済新聞
■「ひまわり生命」の出向者が競合生保の情報を漏洩 「SOMPOグループ」で際立つ出向先での不正
損害保険大手で発覚した出向者による情報漏洩問題で、火の手がついに生命保険業界にも広がってきた。SOMPOホールディングスの完全子会社、SOMPOひまわり生命保険から十六銀行に出向している社員が、競合する生保の契約者情報を損害保険ジャパンに漏洩していた疑いがあることが新たにわかった。
・東洋経済オンライン
<セキュリティ関連> |
<システム・IT・マネジメント・その他> |
【発行者】やなはる
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