本日の主なニュース |
・大手損保4社 来年から自動車保険料値上げへ 修理費増加などで
・自動車の「雹」被害を防げ ディーラー向けに予報アラート、損保ジャパンが実証実験
・ネット販売の返品しやすく 米ナーバー、損保ジャパンと
・住宅修理等に関するトラブル懸念事案を早期検知する「AI検知システム」を開発
・[社説]損保大手は非常識な業界慣行を改めよ
・金融審、保険業法・資金決済法の改正議論に着手
・生保各社、短期資金取引に回帰 利上げで預金からシフト
<損保関連> |
■大手損保4社 来年から自動車保険料値上げへ 修理費増加などで
大手損害保険4社は、来年から自動車保険の保険料を一斉に値上げする方針です。部品の価格や人件費の上昇で自動車の修理費用が増えていることなどが理由で、値上げの幅は平均で3.5%から5%程度になる見込みです。
・NHK
・産経ニュース
■自動車の「雹」被害を防げ ディーラー向けに予報アラート、損保ジャパンが実証実験
損保ジャパンは2024年9月から11月まで、ウェザーニューズ(千葉市)と共同で、雹(ひょう)が予測される自動車ディーラー各店舗と損保ジャパンの営業店を対象に、雹災による自動車の損傷被害軽減に向けた実証実験を実施する。
・ITmedia
■ネット販売の返品しやすく 米ナーバー、損保ジャパンと
電子商取引(EC)事業支援の米Narvar(ナーバー)は8月中に衣料品メーカーなどが自社ECサイトで販売した商品の返品時に必要な配送・顧客対応を一括で提供するサービスを始める。
・日本経済新聞
■住宅修理等に関するトラブル懸念事案を早期検知する「AI検知システム」を開発
近年、自然災害が大規模化しており、被災者への住宅修理や保険金の請求手続き代行を不当に高額な手数料で勧誘するトラブル懸念業者が増えている。そこで、MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、トラブル懸念業者の介入可能性が高い …
・IoT NEWS
■[社説]損保大手は非常識な業界慣行を改めよ
公正取引委員会は企業向け保険の価格を事前に水面下で調整していたとして、損害保険大手4社に総額20億円を超す課徴金納付を命じる手続きを始めた。信頼を礎とする金融業の一角をなす損保で、業界ぐるみの不正がまかり通っていたのは恥ずべき事態だ。放置してきた経営の責任は重い。
・日本経済新聞
■損保各社ホームページより
●損保ジャパン
(08/26) 損害保険ジャパンとNarvarが業務提携 EC返品サービス「Return+\リターンプラス」の提供開始
(08/23) 雹(ひょう)災等による被害軽減に向けた実証実験を開始
●三井住友海上
(08/26) ~日本の農林水産物・食品の輸出拡大を後押し~青果物の輸送リスク低減に向けた実証事業を開始
●あいおいニッセイ同和損保
(08/26) 【業界初】自動車購入・車検・整備時におけるシームレスな保険加入手続きを実現
<損保株価情報>(東証:2024/08/26) |
(会社名、終値、前日比、出来高)
東京海上ホールディングス 5,304 -140 4,236,900
SOMPOホールディングス 3,327 +6 1,794,400
MS&ADホールディングス 3,226 -74 3,052,300
日経平均株価 38,110.22 -254.05
<金融庁・協会関連> |
■金融審、保険業法・資金決済法の改正議論に着手
鈴木俊一金融相は26日、金融審議会(首相の諮問機関)に保険業法の改正や資金決済法のあり方を検討するよう諮問した。損害保険大手の不祥事を受け、一定規模以上の保険代理店への規制強化を検討する。
・日本経済新聞
■金融庁・協会ホームページより
●損害保険料率算出機構
(08/26) 火災保険契約のうち69.7%が地震保険を付帯(2023年度地震保険付帯率)
<生保関連> |
■生保各社、短期資金取引に回帰 利上げで預金からシフト
生命保険会社が短期資金を貸し借りするコール市場に回帰している。日銀の利上げを受けてコール取引の金利が上昇し、銀行預金からシフトさせている。銀行は全体として資金の貸し手から借り手に転換しており、短期金融市場の構造が大きく変わっている。
・日本経済新聞
<セキュリティ関連> |
<システム・IT・マネジメント・その他> |
【発行者】やなはる
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