本日の主なニュース |
・MS&AD、保険代理店2万店一斉点検へ サイバー対策強化を要請
・火災保険元エース調査員の放火 再調査の損保各社「過去案件は問題なし」に浮かぶ疑問
・損保協会長、保険の比較推奨販売 乗合代理店は「契約者満足得る努力を」
・「生保代理店」の廃業が急増 前年比2倍超えペース 競争激化、規制強化などで苦戦
・住友生命、貯蓄型の健康増進保険 運動すれば保険金増加
・損保ジャパンのCIOが語るITコスト管理の最適化、その先に描く組織の未来……IT人材の地位向上にも?
・損保システムに黒船 クラウド強い米系、日本で投資拡大へ
<損保関連> |
■MS&AD、保険代理店2万店一斉点検へ サイバー対策強化を要請
MS&ADインシュアランスグループホールディングスは10月1日から傘下の保険会社が委託契約を結ぶ保険代理店約2万店のサイバーセキュリティー対策を一斉点検する。対応力の低い代理店を抽出し改善を促す。代理店へのサイバー攻撃によって保険の契約者情報が漏洩する懸念もあり、供給網全体で対策する必要性が高まっている。
・日本経済新聞
■火災保険元エース調査員の放火 再調査の損保各社「過去案件は問題なし」に浮かぶ疑問
中古車大手の旧ビッグモーター(BM)による保険金不正請求問題では、保険代理店を兼ねていたBMと大手損保のなれ合いの構図が露呈した。警察が今年摘発した元火災保険調査員による放火事件では、業務委託していた各損保の対応が問われたが、当事者意識はどこか希薄だ。
・産経新聞:産経ニュース
■損保各社ホームページより
●東京海上ホールディングス
(09/22) 役員およびディパートメントヘッドに関する人事異動のお知らせ
<損保株価情報>(東証:2025/09/22) |
(会社名、終値、前日比、出来高)
東京海上ホールディングス 6,274 -52 3,058,300
SOMPOホールディングス 4,720 +34 1,912,300
MS&ADホールディングス 3,408 -2 3,103,500
日経平均株価 45,493.66 +447.85
<金融庁・協会関連> |
■損保協会長、保険の比較推奨販売 乗合代理店は「契約者満足得る努力を」
日本損害保険協会(損保協)の舩曵真一郎会長(三井住友海上火災保険社長)は、都内で定例会見を開いた。保険業界向けの金融庁監督指針改正で争点となっている乗合代理店の比較推奨販売について、「契約者に満足してもらえる商品を提起するよう努力することは、代理店に課された役割なのでは」と指摘した。
・一般社団法人 日本自動車会議所
<生保関連> |
■「生保代理店」の廃業が急増 前年比2倍超えペース 競争激化、規制強化などで苦戦
業種を細かくみると、前年同期比で最も増加したのは「生命保険代理店」(28件、154.5%増)で、前年比2.5倍の大幅増加となった。生保代理店では、複数の保険商品を比較する「保険ショップ」業態で多店舗展開を行う業者が台頭し、Web窓口と来店型ショップの双方で顧客を囲い込むビジネスモデルが台頭している。
・Yahoo!ニュース – Yahoo! JAPAN
■住友生命、貯蓄型の健康増進保険 運動すれば保険金増加
住友生命保険は22日、主力とする健康増進型保険「バイタリティー」に新商品を加えると発表した。契約者は運動や人間ドックの受診などで獲得したコインを、米ドル建てで運用する。コインを獲得すれば運用原資が拡大し、満期時に受け取る保険金額が増える仕組みだ。契約者の健康増進と資産形成を後押しする。
・日本経済新聞
<セキュリティ関連> |
<システム・IT・マネジメント・その他> |
■損保ジャパンのCIOが語るITコスト管理の最適化、その先に描く組織の未来……IT人材の地位向上にも?
企業におけるデジタル化やIT環境の刷新、AI活用が進む中で、ITコストの増大と複雑化が避けられなくなっている。システム開発費と運用費のバランス、予算と実績の乖離、事業部門との配分調整といった課題が、経営の意思決定を鈍らせているという話も出てきている。こうした状況下で注目を集めるのが、「TBM」と呼ばれる管理手法だ。
・EnterpriseZine(エンタープライズジン)
■損保システムに黒船 クラウド強い米系、日本で投資拡大へ
損害保険に特化したシステムを販売する米ガイドワイアのマイク・ローゼンバウム最高経営責任者(CEO)は「日本の損保業界の標準的なプラットフォームとして使われることを目指す」と話した。今後5年間で6000万ドル(約85億円)を日本市場に投じ、日本の保険商品や商慣行に対応したシステム開発を進めていく。
・日本経済新聞
【発行者】やなはる
・保険デイリーニュースブログ
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