本日の主なニュース |
・損保大手4社が競合他社の「機密情報」も取得か 大規模な契約者情報の漏洩だけではなかった
・金融庁、国内の生命保険全41社を調査 契約獲得へ代理店便宜か
・保険代理店への便宜供与 生命保険協会が実態調査へ
・金融庁、FPパートナーに報告命令 生保の広告費問題
・日本生命、契約者情報漏洩18万件 生命保険にも拡大
・明治安田生命、2500億円のドル建て劣後債 6年ぶり
<損保関連> |
■損保大手4社が競合他社の「機密情報」も取得か 大規模な契約者情報の漏洩だけではなかった
約250万件に及ぶ大規模な契約者情報の漏洩が発覚した損害保険業界で、競合他社の「機密情報」を大手4社が取得し利用していた疑いがあることが新たにわかった。機密情報とは火災保険などの商品改定の素案や、補償条件などを定めた引き受け基準の規定集などのこと。
・東洋経済オンライン
■損保各社ホームページより
●東京海上ホールディングス
(09/06) 自己株式の取得状況に関するお知らせ
●損保ジャパン
(09/06) 人事異動のお知らせ
<損保株価情報>(東証:2024/09/06) |
(会社名、終値、前日比、出来高)
東京海上ホールディングス 5,244 -21 3,783,700
SOMPOホールディングス 3,311 -30 2,977,200
MS&ADホールディングス 3,271 -12 4,008,700
日経平均株価 36,391.47 -265.62
<金融庁・協会関連> |
■金融庁、国内の生命保険全41社を調査 契約獲得へ代理店便宜か
金融庁が国内生命保険全41社を対象に、販売代理店に支払ってきた広告費の実態調査に乗り出すことが6日、分かった。調査は業界団体の生命保険協会(生保協)と共同で実施する。生保が契約を獲得するために代理店に広告費名目で多額の現金を支払い、自社の商品を優先的に販売してもらった疑いがあるためだ。
・毎日新聞
■保険代理店への便宜供与 生命保険協会が実態調査へ
生命保険協会は加盟社の生命保険各社に対し、保険代理店に対する便宜供与の実態を調べるよう要請する。代理店が生命保険会社から広告費の名目で多額の金銭を受け取り、顧客のニーズに合っていない保険商品を勧めていた疑いが浮上しているためだ。
・日本経済新聞
■金融庁、FPパートナーに報告命令 生保の広告費問題
金融庁が6日、大手保険代理店のFPパートナーに保険業法に基づく報告徴求命令を出したことがわかった。同社に多額の広告費を支払った生命保険会社の保険商品を優先して顧客に勧めていたと指摘されている問題について、販売実態などの報告を求めたとみられる。
・日本経済新聞
■金融庁・協会ホームページより
●金融庁
(09/06) 経済価値ベースの評価・監督手法に関するフィールドテスト(2024年)の仕様書及びテンプレートの公表
(09/06) 保険会社等における障がい者等に配慮した取組みに関するアンケート調査の結果について
<生保関連> |
■日本生命、契約者情報漏洩18万件 生命保険にも拡大
日本生命保険は6日、代理店への出向者などが他の保険会社に加入する契約者の個人情報を漏洩していたと発表した。グループ全体で約18万件にのぼる。すでに第一生命保険も少なくとも約11万件の漏洩があったことを明らかにしている。
・日本経済新聞
・リスク対策.com
・NHKニュース
■明治安田生命、2500億円のドル建て劣後債 6年ぶり
明治安田生命保険は5日、海外で劣後社債を17億5千万米ドル(約2500億円)発行すると発表した。米ドル建てで、欧米やアジアの市場で発行する。海外で劣後債を発行するのは6年ぶりで3回目となる。
・日本経済新聞
■生保各社ホームページより
●日本生命
(09/06) 当社グループにおける個人情報の漏えいについて
●SOMPOひまわり生命
(09/06) 保険代理店への出向者による情報漏えいについて
(09/06) 全社員参画型!自律的なキャリア形成を実現する人事施策の導入
<セキュリティ関連> |
<システム・IT・マネジメント・その他> |
【発行者】やなはる
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