| 本日の主なニュース | 
・サイバー保険、4〜9月の保険料収入5%増 損保大手4社調査
・東京海上HDの米子会社、同業の自動車保険部門を買収 950億円
・損保ジャパン、船舶サイバー被害に新保険
・家族の転勤や介護……「悲しい退職」をゼロに AIG損保が挑んだ「転勤」改革
・「人身傷害保険金は相続財産」 自損事故死巡る訴訟で最高裁初判断
・日本生命、米系生保レゾリューションの買収完了 約1兆2000億円
・第一生命HD、米子会社が米損保買収 車両保険事業を拡大
・アクサ生命とアクサ損害保険、法人向け自動車保険で連携開始
・ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 – アクサ損保
| <損保関連> | 
■サイバー保険、4〜9月の保険料収入5%増 損保大手4社調査
 サイバー攻撃を受けた際にデータ復旧費用などを補償する「サイバー保険」への関心が高まっている。損害保険大手4社の2025年4〜9月のサイバー保険の保険料収入は223億円と前年同期比で5%増えた。アサヒグループホールディングス(GHD)やアスクルの被害を受けて、損保各社には補償内容などの問い合わせが相次いでいる。
・日本経済新聞
■東京海上HDの米子会社、同業の自動車保険部門を買収 950億円
 東京海上ホールディングス(HD)の米保険子会社フィラデルフィアは31日、同業の米イグナイト・インシュアランスの自動車保険部門を約6億1500万ドル(約950億円)で買収したと発表した。スーパーカーやクラシックカー向けの保険事業を拡大する。
・日本経済新聞
■損保ジャパン、船舶サイバー被害に新保険
 損保ジャパン(東京都新宿区)は30日、サイバー攻撃による船舶の損害を補償する「船舶サイバー保険」を開発し、11月に販売を開始すると発表した。新保険は、船舶内のシステムやネットワークに対するサイバー攻撃、不正アクセス、システムへの不正操作などによって発生した物理的損害や不稼働損失、事故対応費用を補償する。
・LOGISTICS TODAY
■家族の転勤や介護……「悲しい退職」をゼロに AIG損保が挑んだ「転勤」改革
 自身、もしくは家族の転勤、親の介護。もし、何らかの事情で“住む場所”を変えなくてはいけないとしたら。これまでは、勤めている会社を辞めて、新しい居住地で職を探すケースがほとんどだった。しかし中には「本当は仕事を辞めたくない」と思っていた人も多いのではないだろうか。もし、勤務地を選んで、今の仕事を続けられていたら……
・ITmedia
■「人身傷害保険金は相続財産」 自損事故死巡る訴訟で最高裁初判断
 人身傷害保険の死亡保険金の請求権が、相続財産に含まれるかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷は30日、「相続財産に含まれる」との初判断を示した。相続順位が第1位の人が相続を放棄したとしても、順位が2番目以降の人は保険会社から支払いを拒まれるケースがあったが、今後はこうした運用が見直される可能性がある。裁判官5人全員一致の意見。
・毎日新聞
■損保各社ホームページより
●東京海上日動
(10/31) フォースバレー社との連携による「外国人材紹介ソリューション」の取扱開始~外国人材の安心した就労を支援~
| <損保株価情報>(東証:2025/10/31) | 
(会社名、終値、前日比、出来高)
東京海上ホールディングス   5,782 -9 6,032,200
SOMPOホールディングス   4,708 +56 2,629,700
MS&ADホールディングス   3,186 -18 4,767,100
日経平均株価 52,411.34 +1,085.73
| <金融庁・協会関連> | 
| <生保関連> | 
■日本生命、米系生保レゾリューションの買収完了 約1兆2000億円
 日本生命保険は31日、米系生保レゾリューションライフの買収を完了したと発表した。米投資ファンドのブラックストーンなどから、発行済み株式の約77%をおよそ1兆2000億円で取得した。日本生命は2024年12月、約23%を保有するレゾリューションの完全買収を発表していた。
・日本経済新聞
■第一生命HD、米子会社が米損保買収 車両保険事業を拡大
 第一生命ホールディングス(HD)は31日、子会社の米プロテクティブが米国で損害保険事業を展開するポートフォリオを買収すると発表した。プロテクティブは車両保険などの損害保険(APD)事業を手掛ける。ポートフォリオが強みを持つ米国中南部などで同事業を拡大する。今回の買収でAPD事業の利益規模は倍増する見通しだ。
・日本経済新聞
■アクサ生命とアクサ損害保険、法人向け自動車保険で連携開始
 アクサ生命保険は、法人顧客向けにアクサ損害保険が引受保険会社として提供する「アクサダイレクト総合自動車保険」の販売を開始したと発表した。同商品は契約車両が9台以下の「ノンフリート契約」を対象としており、中小企業の顧客を中心に自動車にまつわるさまざまなリスクに備えることができる保険商品だ。
・レスポンス(Response.jp)
| <セキュリティ関連> | 
■ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 – アクサ損保
 アクサ損害保険は、同社が提供するペット保険のシステムがサイバー攻撃を受けた問題で、契約者や取引先などの個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。同社では、同社サーバにおいて不審な動きを検知し、サイバー攻撃を受けたとして2025年7月に事態を公表。詳細について調査を進めていた。
・Security NEXT
| <システム・IT・マネジメント・その他> | 
【発行者】やなはる
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