| 本日の主なニュース |
・大手損保、純利益15%増 自然災害減や保険料引き上げで
・東京海上HDなど損保3社、今期の政策株売却1兆5000億円に増額
・三井住友海上、米運用会社ベアリングス株18%取得へ — 約2230億円
・東京海上ダイレクト、地方自治体の交通安全企画を支援…「+まち」4回目の企画募集開始
・大手生保、4社中3社が増収 予定利率上げで販売堅調 9月中間決算
・銀行出向者の情報漏洩、ニッセイ・ウェルス生命も 943件が判明
・<独自>日本生命がひた隠しにする出向者「スパイ活動」の組織的指示
| <損保関連> |
■大手損保、純利益15%増 自然災害減や保険料引き上げで
損害保険大手3社は19日、2025年9月中間連結決算を発表した。3社の純利益の合計は1兆5389億円と、前年同期比15.7%増となった。国内で自然災害が少なく、保険金支払いが減ったほか、保険料の引き上げが寄与した。
・時事通信
・日本経済新聞
■東京海上HDなど損保3社、今期の政策株売却1兆5000億円に増額
国内損害保険大手3社は今期(2026年3月期)の政策保有株式の売却計画をそれぞれ引き上げた。3社合計では期初計画から約1350億円上振れした1兆5000億円を見込む。3社が19日、今期の業績見通しを発表した。
・Yahoo!ニュース(Bloomberg)
■三井住友海上、米運用会社ベアリングス株18%取得へ — 約2230億円
MS&ADインシュアランスグループホールディングスは17日、傘下の三井住友海上火災保険を通じて、米資産運用会社ベアリングスの株式18%を14億4000万ドル(約2230億円)で取得すると発表した。資産運用力の強化などにつなげる。
・ブルームバーグ
■東京海上ダイレクト、地方自治体の交通安全企画を支援…「+まち」4回目の企画募集開始
東京海上ダイレクト損害保険は11月17日、安全な街づくりを支援する寄付活動「+まち(ぷらまち)」において、4回目となる企画募集を開始すると発表した。「+まち」は、同社のミッション「事故時の安心だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創する」に基づく取り組みで、「安全な交通環境・社会の実現」をテーマに地方自治体から企画を募集する。
・レスポンス(Response.jp)
■損保各社ホームページより
●東京海上ホールディングス
(11/20) 日本の物流を魅力的な産業に変革することを目指して物流コンソーシアムbaton、企業横断型中継輸送の実証を開始
●東京海上日動
(11/20) 日本の物流を魅力的な産業に変革することを目指して 物流コンソーシアムbaton、企業横断型中継輸送の実証を開始
(11/19) 2026年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(11/19) 2026年3月期 中間決算記者会見資料
(11/19) 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
(11/19) 剰余金の配当および配当予想の修正に関するお知らせ
(11/19) 自己株式の公開買付けに関するお知らせ
●SOMPOホールディングス
(11/19) 2026年3月期中間期決算発表について
(11/19) 通期業績予想(連結)の修正に関するお知らせ
●MS&ADホールディングス
(11/19) 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
(11/19) 半期報告書-第18期(2025/04/01-2026/03/31)
(11/19) 当社子会社による孫会社設立に関するお知らせ
(11/19) 自己株式の消却に関するお知らせ
| <損保株価情報>(東証:2025/11/20) |
(会社名、終値、前日比、出来高)
東京海上ホールディングス 5,350 -461 18,655,800
SOMPOホールディングス 4,955 +472 6,931,500
MS&ADホールディングス 3,403 +110 8,289,300
日経平均株価 49,823.94 +1,286.24
| <金融庁・協会関連> |
| <生保関連> |
■大手生保、4社中3社が増収 予定利率上げで販売堅調 9月中間決算
大手生命保険4社の2025年9月中間決算が20日、出そろった。国内金利の上昇を受けて、保険契約者に約束する「予定利率」を引き上げたことにより、保険の国内販売が堅調。売上高に当たる保険料等収入は日本生命保険、明治安田生命保険、住友生命保険の3社が増収となった。
・Yahoo!ニュース(時事通信)
・日本経済新聞
■銀行出向者の情報漏洩、ニッセイ・ウェルス生命も 943件が判明
日本生命保険子会社で金融機関での販売を専門とするニッセイ・ウェルス生命保険は18日、銀行への出向者による情報の無断持ち出しが943件確認されたと発表した。三井住友銀行とみずほ銀行への出向者が内部情報を不正に持ち出していた。日本生命のグループ全体で不適切な情報の取り扱いが広がっていたのが浮き彫りになった。
・日本経済新聞
・Yahoo!ニュース(共同通信)
■<独自>日本生命がひた隠しにする出向者「スパイ活動」の組織的指示、内部資料には「銀行は情報流出に厳格なので注意せよ」との文言が
親会社の日本生命は9月にも同様の会見を行っており、いずれの会見でも経営陣をはじめとした組織的な指示については否定した。だがそうした答弁には疑義があり、日本生命本社の関与があったことが東洋経済の取材でわかった。
・東洋経済オンライン
■生保各社ホームページより
●日本生命
(11/20) 2025年度第2四半期(上半期)報告について
| <セキュリティ関連> |
| <システム・IT・マネジメント・その他> |
【発行者】やなはる
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